梅雨前に情報伝達訓練 鬼怒川氾濫想定、自治体や住民

2017/5/29 0:15
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2015年9月の関東・東北豪雨で鬼怒川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害を受けた茨城県常総市で、国土交通省などが28日、梅雨で川の水位が上がる時期を前に、鬼怒川氾濫を想定した情報伝達訓練を実施した。国交省や自治体と地域住民が、災害時の各機関の役割や避難のタイミングを確認した。

市内の体育館での訓練は、災害時に関係機関が事前に取るべき行動を時系列でまとめた「タイムライン」に沿って、氾濫の3日前からスタート。同市の2地区はモデル地区として、住民が個人版タイムラインを作成しており、約20人が訓練に参加した。

常総市の神達岳志市長は国交省下館河川事務所長からの河川情報を受け、避難情報を発令するタイミングなどを確認。住民は行政からの情報を受け、「持ち出し品の確認をする」「避難場所に移動する」といった各自の行動を確かめた。

参加した同市の男性(66)は「豪雨の時は市から情報が入らず不安だった。行政の動きが分かれば、避難行動に移れる」と話した。〔共同〕

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