2019年2月16日(土)

移植死の病院、診療停止 患者減でスタッフ解雇

2015/11/28 13:38
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生体肝移植手術を受けた患者が相次いで亡くなった神戸市の民間病院、神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC)は28日までに、診療規模を当面縮小すると明らかにした。外来診療をやめ、入院患者を転院させており、事実上診療が停止している。

センターの代理人弁護士によると、移植手術を受けた患者の死亡が今年4月に報じられて以降、患者数が減少し、病院事業を維持できなくなったのが要因。スタッフの多くを解雇しており、診療を再開する時期は未定としている。代理人弁護士は「当面は支援者を募り、具体的に診療をどう続けていくか検討したい」と話している。

センターでは昨年11月の設立以降、今年6月までに生体肝移植手術を受けた患者9人のうち5人が術後1カ月以内に死亡した。センターに対し、神戸市が改善を指導し、日本移植学会は十分な体制が整うまで移植手術を自粛するよう求めた。

センターは生体肝移植手術を6月から一時中断したが、外部の専門家らで構成する評価委員会から体制がおおむね整っていると評価されたとして再開、10月に10例目を実施した。〔共同〕

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