障害ある子 避暑楽しんで 軽井沢にケア施設、看護師も常駐

2015/7/28付
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医療ケアが必要な重い障害のある子供にリゾートを楽しんでもらおうと、福井市の障害児支援団体が長野県軽井沢町に夏季限定のケアスペースをオープンした。地元の病院も運営に協力し実現、利用者を募っている。ケアスペースの設置は8月16日まで。

福井県で障害児を支援する一般社団法人オレンジキッズケアラボ(福井市)が主催。暑さで体調を崩しやすい重度障害の子供に避暑地で快適に過ごしてほしいという思いから企画した。

オープンしたのは「軽井沢キッズケアラボ」。しなの鉄道・信濃追分駅近くの古民家や南軽井沢の貸別荘を活用した。日中過ごせる古民家には看護師やボランティアが常駐し、おなかに開けた穴から胃に栄養を送る「胃ろう」や人工呼吸器をつけた子供らに栄養注入やたんの吸引といった医療ケアをする。おしゃべりや近所への散歩を通じて一人ひとりが楽しめる場を提供。条件が合えば、貸別荘に宿泊することもできる。

運営には以前から親交のあった佐久総合病院などが協力し、看護師の派遣や、万一の際の受け入れを支援する。

重度の障害から遠出を諦めている子供も多い。スタッフの紅谷浩之さん(39)は「重い障害があっても必ず子供は成長できる。リゾートという非日常空間での出会いや発見を通じて、子供の可能性を伸ばしたい」と笑顔で意気込みを語った。〔共同〕

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