健康な食事に認証マーク 厚労省、来春導入へ
厚生労働省はコンビニやスーパー、宅配サービスなどの弁当や総菜を対象に、栄養バランスの取れた「健康な食事」の認証マークを導入することを決め、28日からデザインの募集を始めた。来年4月に開始する方針。
国が示す一定の基準を満たしていれば、企業や店舗が食品に認証マークをつけることができる仕組み。厚労省は、消費者がマークを参考に食品を購入することで、偏りのない健康的な食事が取れるようになるとしている。
具体的な基準は、同省の検討会が議論しており、今秋に報告書をまとめる予定。「主食」では食物繊維を取るため、玄米などを一定の割合で使っていることや、「主菜」ではタンパク質の豊富な魚介類や肉類などを、「副菜」ではミネラル摂取のための野菜を、それぞれ一定量含むといった内容になりそうだ。〔共同〕