市場長、都議会に謝罪 豊洲盛り土問題

2016/9/27 21:22
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東京都議会で27日、経済・港湾委員会が開かれ、豊洲市場(東京・江東)で土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題について、卸売市場を管轄する岸本良一・中央卸売市場長が議会側に正式に謝罪した。

ただ都側が資料として示したのは、既に公表されている建物の地下空間内にたまった水の水質調査結果や、簡単な経緯の説明のみ。委員側は「全く説明になっていない。議会に対する態度があまりにも不誠実だ」と反発し、さらなる資料の提出を求める一幕もあった。

委員会の冒頭、岸本市場長は「食の安全・安心への不安を抱かせ、都政全体への信頼を著しく損ねたことを心からおわびする」と深々と頭を下げた。

担当幹部がこれまで都議会に「敷地全体にわたり、きれいな土で盛り土を行う」などと答弁してきたことについては「様々な場面で説明が事実と異なっていた」と陳謝。「早期の原因解明に向け全力で取り組む」と強調した。

委員会後、共産党都議団は記者会見で、元知事の石原慎太郎氏や元副知事の浜渦武生氏、歴代市場長ら12人を、経済・港湾委に参考人招致として呼ぶよう求めていることを明らかにした。地方自治法に基づき、強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置も提案するという。

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