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断熱フィルム「根拠なし」、消費者庁が措置命令 業者は提訴へ

「夏涼しく、冬暖かい」とうたい、窓ガラスに張るだけで断熱効果があるとするフィルムには根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は27日、製造販売する翠光トップラインと子会社ジェイトップライン(いずれも東京)に、再発防止を求める措置命令を出した。

2社の上条昌輝社長は命令を受けて記者会見し「複数の第三者機関で効果は裏付けられており、一方的な決定は受け入れられない」と述べ、処分取り消しなどを求め近く東京地裁に提訴する方針を明らかにした。

消費者庁によると、翠光トップラインは2004年ごろ、子会社は11年4月からホームページなどで、断熱効果があるとする塗料を塗った「シーグフィルム」を宣伝。「夏は窓ガラスから入る熱の40~50%、冬は逃げる熱の20~30%を削減。冷暖房効率が最大40%アップ」などと表示した。

2社はガラスから放射される熱の94%をカットすると主張し、資料も提出したが、同庁は「数字をどう算出したか不明だ」として表示の根拠とは言えないと判断した。

翠光トップラインによると、フィルムは1平方メートル当たり1万5千円で販売。新築マンションや企業、官公庁でも使われ、11年4月~14年6月に約12億円を売り上げた。〔共同〕

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