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福島第1原発3号機、核燃料ほぼ落下 透視調査で確認

東京電力は27日、福島第1原子力発電所3号機の原子炉内を透視したところ、炉心を覆う圧力容器内にはまとまった核燃料は確認できなかったと発表した。溶け落ちた核燃料は大半が圧力容器を突き破り、格納容器の底に落ちた可能性が高い。8月まで調査を続け、詳しい情報が得られないか試みる。

調査には、宇宙から降り注ぐ素粒子の一種「ミュー粒子」を使った。この粒子はほとんどの物質を通り抜けるが、ウランなど密度の高い物質に当たると方向が変わり、レントゲンのような画像が得られる。先に実施した1号機の圧力容器内には燃料がほとんどなく、2号機では圧力容器の底に多くの燃料が残っていると推定されている。

今回の分析では、3号機の圧力容器内に核燃料の影はほとんど写っていなかった。ミュー粒子では細かい物体はとらえられないため、一部が残っている可能性はある。

19~22日にも3号機内にロボットを入れて調査し、原子炉の下から格納容器の底部まで広い範囲で溶融燃料とみられる物体を確認していた。

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