2019年8月20日(火)

職場の障害者虐待、15年度は970人 厚労省集計

2016/7/27 21:12
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職場の雇い主や上司から虐待を受けた障害者が2015年度に970人だったことが27日、厚生労働省の集計で分かった。最多の経済的虐待のうち賃金不払いの対象範囲を広げた結果、14年度の483人から倍増した。心理的・身体的虐待も増えており、同省は「障害者虐待防止法の周知が進み、通報への意識が高まってきた」としている。

経済的虐待は855人。14年度までは、賃金不払いに障害者以外も含まれている場合は虐待として計上しなかったが、今回から対象とした。集計方法を変えていない心理的虐待も92%増の75人、身体的虐待は約3倍の73人と大幅に増えた。

職場で障害者に虐待をしていたのは519人。内訳は事業主が450人で最も多く、次は所属の上司の48人。障害者が上司らから「おまえがいなくなれば楽になる」などの暴言を吐かれ、頭を拳やヘラでたたかれるといった事例があった。

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