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PKO隊員、青森で家族と再会 駆けつけ警護「備えた」

南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の施設部隊の撤収が27日、完了した。青森駐屯地(青森市)では11次隊の約350人が集まり、任務完了を報告。隊員を青森空港で出迎えた家族は心から再会を喜んだ。

11次隊は同駐屯地に司令部を置く第9師団が中心。初めて安全保障関連法に基づく「駆けつけ警護」の新任務が付与された。取材に応じた田中仁朗隊長は「いつ何があっても対応できる準備はしっかりやっていた」と強調した。

派遣期間中、一部の地域では衝突が続き、銃声を聞くこともあったという。一方で、昨年12月末以降は南スーダン政府が警備体制を強化。田中隊長は「最初に行ったときよりも(首都の)ジュバ市内の治安は改善されたと感じた」と述べた。

3月には隊員5人が南スーダン政府軍に一時拘束されたが、田中隊長は「隊員が動揺するようなことはなかった」と話した。現地では空手などを通じて市民とも交流。ジュバ大学のグラウンド整備では学生と協力して作業にあたった。「一緒に活動できたのが一番の思い出」と笑顔を見せた。

隊員の無事を祈りながら帰国を待ち望んだ家族たち。「すぐにでも会いたい」と空港に来た青森市の50代の母親は30代の息子に近づき「よく帰ってきたね」。南スーダンに行くと聞いたときは「頭が真っ白になった」と言い、眠れない日々を送った。半年ぶりの息子の姿に「胸がいっぱい」とハンカチで涙を拭った。

11次隊は4月から4回に分けて撤収が行われ、最後まで現地に残っていた田中隊長を含む約40人がこの日、帰国。2012年の1次隊から5年強にわたる活動が終了した。駆けつけ警護は実施されなかった。

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