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医学部37年ぶり新設 東北薬科大、設置審が文科相に答申

大学設置・学校法人審議会は27日、東日本大震災からの復興支援策として東北地方の1大学に限る医学部新設について、東北薬科大(仙台市)の申請を認めるよう下村博文文部科学相に答申した。東北薬科大は2016年4月、東北医科薬科大に名称を変更して医学部を新設する。医学部新設は1979年の琉球大以来、37年ぶりとなる。

設置審は公私立大45校の学部や学科、大学院の新設なども認めた。

設置審は東北薬科大の留意事項として、地域への医師定着や震災復興など、医学部を新設することになった経緯や趣旨が損なわれないことを挙げ、付属病院の医師確保や施設設備の早期増強を求めた。

設置審の佐藤東洋士分科会長は「社会の大きな期待に応えるためには、関係機関との連携を深めることが不可欠」と報告。文科省には指導や助言をするよう求めた。一方、医学部新設には「地域医療の現場から教員になる人材が引き抜かれる」などと、東北各県の医師会などが反発している。

学部新設が認められたのは、東北薬科大を含め金沢星稜大(金沢市)など15校。学科設置は5校、短大の学科設置は3校。看護など資格系の学部・学科が目立った。

大学院は、新設が岐阜医療科学大大学院(岐阜県関市)など2校で、研究科の設置は9校、専攻設置または課程変更が15校だった。

大学新設を申請していた滋慶大(大阪市)など3校は申請を取り下げ、7校の大学の学科新設や大学院新設が保留となった。滋慶大は2年連続申請を取り下げている。〔共同〕

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