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アカデミー賞授賞式、トランプ氏に批判相次ぐ

【ロサンゼルス=共同】米映画界最大の祭典、第89回アカデミー賞の発表・授賞式が26日(日本時間27日)、米ハリウッドのドルビーシアターで開かれた。司会者は「ハリウッドは国籍で差別しない」と述べるなど、移民や性的少数者らへの排他的な政策をとるトランプ大統領を批判した。

アカデミー賞授賞式などハリウッドの式典では出席者が多様性を重んじて政治的な発言をすることはあるが、現職大統領への批判が集中する事態は極めて異例。

司会者のジミー・キンメルさんは、授賞式冒頭で「昨年は(主要な受賞候補者が白人に偏り)人種差別主義者とされた」と述べた上で、今年はトランプ氏が批判の的となっているとして「トランプ氏に感謝したい」と皮肉った。メーキャップ部門で受賞したイタリア系の受賞者が「この賞は全ての移民のためのものだ」とスピーチした。

メキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルさんは長編アニメーション賞の受賞候補者を読み上げる際「生身の俳優らは移民労働者だ。メキシコ人として、ラテンアメリカ人として、人間として、私たちを分断する壁の建設に反対する」と述べた。

米メディアによると、26日の会場では、移民の支援活動などをする人権団体の全米市民自由連合(ACLU)への支持を意味する青いリボンを身に着けてレッドカーペットを歩く受賞候補者の姿も見られた。

授賞式に先立つ24日には、ビバリーヒルズで恒例のパーティーの代わりにトランプ氏への抗議集会が開かれ、アカデミー賞受賞女優のジョディ・フォスターさんが「今こそ抵抗し、答えを求める時だ。選挙で選ばれた議員らに仕事をするよう求める時だ」と述べた。

授賞式の間にはニューヨーク・タイムズ紙が「真実が今ほど重要な時はない」というメッセージのテレビ広告を流すという。

これに対しトランプ氏は「落ち目のニューヨーク・タイムズが失墜した名声を取り戻すために初めて広告(悪いやつ)を流す。正確かつ公正に報道するんだな!」とツイッターで反応した。

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