相模原殺傷、職員縛り襲撃 容疑者「遺族に謝罪したい」

2016/7/27 12:05
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相模原市の障害者施設で19人が刺殺された事件で、元施設職員、植松聖容疑者(26)=殺人未遂容疑などで逮捕=が夜勤の職員を結束バンドで縛った上で入所者を刺していたことが27日、神奈川県警津久井署捜査本部への取材で分かった。少なくとも2人の職員を施設内の手すりなどに縛り付け、襲撃を続けたという。

送検のため津久井警察署を出る植松聖容疑者(27日午前、相模原市緑区)=一部画像処理しています

捜査本部によると、植松容疑者は「突然のお別れをさせるようになってしまい、遺族の方には心から謝罪したいと思います」と供述している。捜査本部は事件現場の障害者施設「津久井やまゆり園」で、血の付いた刃物を新たに2本発見、押収したことも明らかにした。

26日未明に車で神奈川県警津久井署に出頭した際、植松容疑者は血が付いたナイフや包丁計3本を持ち、車内には複数の結束バンドがあった。同署捜査本部は周到に準備した上で入所者を狙い襲撃したとみている。

捜査本部は27日、容疑を殺人に切り替えて植松容疑者を送検するとともに、相模原市内の自宅を捜索した。司法解剖で犠牲者の死因の特定を急ぐ。亡くなった19人はいずれも入所者だった。

県によると、植松容疑者が2月中旬に障害者の殺害を示唆する言動をしたことから、障害者施設やまゆり園の園長が面談。園長は危険な考えだと諭したが「1、2月に急に気付いた。自分は間違っていない」と主張したという。

2月に衆院議長にあてた手紙には、夜間の襲撃や結束バンドの使用など具体的な手口が書かれており、今回の襲撃の内容と酷似している。

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