旧海軍の地下壕公開へ 佐世保市に散策ルート

2017/1/27 12:18
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旧日本海軍の西の拠点「佐世保鎮守府」が置かれていた長崎県佐世保市で、海軍の歴史的建造物を巡る観光散策ルートづくりが進められている。海上自衛隊敷地内を含む全長5キロで、一般の立ち入りが制限されている巨大地下壕(ごう)「防空指揮所」の公開が目玉。

市は春の最終決定を目指しており、担当者は「軍港として発展した佐世保の歴史を体感して」とアピールしている。

事業名は「海軍さんの散歩道」。市中心部には海軍発足からの歩みを展示する史料館や、海軍と関係の深い建築物が多く残る。昨年4月には軍港都市の姿が残る広島県呉市などと計4市で、複数の遺跡が文化庁の「日本遺産」に認定された。

遺産を構成する佐世保鎮守府の施設群の一つで、海自佐世保地方総監部の敷地にある防空指揮所は、太平洋戦争時に本土決戦に備えてつくられた。約1千平方メートルの地下1階部分を公開予定。暗号室があったとされ、水没している地下2階部分も水抜きして見られるようにすることを検討している。

ほかに総監部の施設を改装して退役予定の護衛艦「くらま」の食堂を再現。くらまと同じレシピのカレーを楽しめるイベントも企画している。立ち入り制限区域は、総監部が案内する方向で調整している。〔共同〕

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