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待機時間「休憩」は不当 運転手の労災、逆転認定

2015年に病死した神奈川県のハイヤー運転手の男性(当時63)について、東京労働局が待機時間を「休憩」とみなして遺族の労災申請を退けた新宿労働基準監督署(東京)の決定を取り消し、労災と認めていたことが27日までに分かった。認定は3月28日付。遺族を支援するNPO法人「神奈川労災職業病センター」が明らかにした。

同センターによると、男性は13年8月、新宿区の車両運行請負会社に採用され、神奈川県の会社の役員付運転手として勤務。15年10月10日朝、社長の自宅前に止めていた車内で、心筋梗塞を発症して死亡した。

東京労働局は運転業務が早朝や深夜に及んでおり、車内や待機スペースで待つ間も移動先の下調べなどをしており労働時間とすべきだと指摘。死亡前の半年間は月平均約150時間の時間外労働をしていたと認定した。

遺族は新宿労基署に労災申請したが、待機時間は「業務外」として退けられ、東京労働局に審査請求していた。

同センターの担当者は「待機中の分も賃金は支払われており、労働時間に含めなかった労基署の姿勢には非常に問題がある。逆転での労災認定は当然だ」と話している。〔共同〕

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