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南スーダンPKO、自衛隊が全員帰国

南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の施設部隊のうち、最後まで現地に残っていた11次隊の隊員約40人が27日午前、帰国した。部隊全員が南スーダンから撤収し、5年4カ月に及んだPKO活動は終了した。

11次隊は2016年11月に安全保障関連法に基づく「駆けつけ警護」「他国軍との宿営地の共同防衛」の新任務が付与されていたが、実施されなかった。

撤収は4月に始まり、南スーダンに派遣された施設部隊約350人のうち、これまで約310人が3回に分けて帰国していた。

11次隊は陸自第9師団(青森市)が中心。日焼けした顔に迷彩服と青色のベレー帽姿の隊員らは羽田空港から青森空港経由で正午すぎに青森駐屯地(青森市)に到着。雨のため体育館に移動し、出迎えの家族や同僚らから盛大な拍手を受けながら行進した。

11次隊の帰国報告を受けた同師団長の納冨中(みつる)・陸将は「半年で得た知識、経験と自信を持って新たな任務に備えてほしい」と話した。

南スーダンは11年に独立。政府は12年1月から首都ジュバで道路補修などのインフラ整備を任務とする施設部隊の活動を開始。延べ約4千人を派遣してきたが、今年3月に「一定の区切りがついた」として、稲田朋美防衛相が撤収を命じた。

ジュバでは昨年7月、政府軍と反政府勢力による大規模な衝突が起きて、治安情勢が悪化。現地の部隊が作成した日報には「戦闘への巻き込まれに注意が必要」といった記載があり、停戦合意などPKO参加5原則との整合性が問われた。

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