2018年12月16日(日)

般若心経は「三蔵法師」の最古の訳か 北京の雲居寺発表

2016/9/27 11:46
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雲居寺の「般若心経」の拓本=共同

雲居寺の「般若心経」の拓本=共同

【北京=共同】中国北京の古寺の雲居寺は、保管していた石に刻まれた般若心経が、唐代の僧で「西遊記」の三蔵法師として知られる玄奘三蔵による現存の最古の漢訳と判明したと発表した。西暦661年に刻まれたとしている。中国メディアが27日までに伝えた。

般若心経は大乗仏教の教えの一つで、般若経典のエッセンスを簡潔にまとめたもの。原文はサンスクリットで書かれ多様な漢訳があり、日本を含め玄奘による漢訳が最も普及しているとされる。

般若心経が刻まれた石は雲居寺の石室で保存されていた。専門家は「三蔵法師の玄奘が詔を奉じて訳す」との題字などから玄奘の訳としている。

中国メディアは、学術界では般若心経を玄奘が本当に漢訳したことがあるのか疑問を呈する見方もあったが、今回の発見で「論争についに答えが出た」と強調している。

雲居寺は約1400年前の隋代に創建された北京市房山区の古寺。石に刻まれた多数の経典が残っていることで知られる。

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