羽生王座「新時代を象徴」 谷川九段「大きな可能性開ける」

2017/6/26 21:32
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羽生善治王座は「29連勝は歴史的な快挙。結果も素晴らしいが、内容も伴っている点でもすごみがある」とコメント。14歳の快進撃を手放しでたたえた。

「将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になった」とも。歴代4位の22連勝の記録を持ち、非公式戦ながら藤井四段と対局したこともある羽生王座は「ひのき舞台で顔を合わせる日が楽しみ」とし、タイトル戦での対局を望んだ。

前日本将棋連盟会長の谷川浩司九段は「タイトル戦の本戦に勝ち進むと、トップ棋士との対局も増える。10代半ばの一番強くなる時期にトップ棋士と戦えるのは幸せ。トップとの差を肌で感じることで、大きな可能性が開けてくるだろう」とさらなる成長に期待した。

歴代タイ記録で並んでいた神谷広志八段は「28という完全数は一番好きな数字。(私の28連勝の記録が)1位でなくなることは個人的に少々寂しい」。一方で「凡人がほぼ運だけで作った記録を天才が実力で抜いたというのは将棋界にとっていいこと」と認めた。

「28連勝を達成した帰り道、いつもと同じようにずっと将棋の話をしていたのが印象的で、このとき29連勝を確信した」と振り返るのは師匠の杉本昌隆七段。「14歳の藤井四段にとってこれは序章。一喜一憂せず、これからもさらなる記録を目指して精進してほしい」とエールを送った。

学業と将棋の両立を支えてきた藤井四段の母、裕子さんは「このような記録を達成することができ、本当にすばらしい」と息子の快挙を喜びつつ「一局一局を大切に、これからも『強くなる』という目標に向かって進んでいってほしい」とコメントした。

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