袴田さん再審、鑑定人尋問 東京高裁、27日も実施

2017/9/26 22:29
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静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌さん(81)の即時抗告審で、東京高裁(大島隆明裁判長)は26日、決定の根拠となったDNA型鑑定をした法医学者と、鑑定手法の有効性を検証した法医学者に対する尋問を実施した。

尋問は非公開で、検察側と弁護側が鑑定人2人に鑑定手法について質問した。再審請求人である姉の秀子さん(84)も同席した。27日にも尋問を行い、終了後に弁護団が記者会見する。

地裁決定の根拠となった弁護側鑑定は筑波大の本田克也教授が実施。確定判決が犯人の着衣と認めた5点の衣類に付着した血痕のDNA型は、袴田さんと一致しないと結論付けた。

即時抗告審では鑑定手法の有効性が争点になり、高裁が大阪医科大の鈴木広一教授に検証を依頼した。検察側は6月に提出された鈴木教授の最終報告書を基に「本田教授の手法はDNA型を抽出する能力が著しく劣り、地裁決定には根拠がない」と主張している。〔共同〕

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