2018年9月22日(土)

「重度障害者は安楽死させた方が…」 事件前、同僚に話す
相模原殺傷の容疑者

2016/7/26 16:18
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 相模原市の障害者施設殺傷事件で、元施設職員の植松聖(さとし)容疑者(26)=殺人未遂容疑などで逮捕=が2月18日に障害者施設「津久井やまゆり園」の同僚職員に「重度の障害者は生きていても仕方がない。安楽死させた方がいい」と話していたことが26日、市への取材で分かった。

殺傷事件のあった障害者施設から運び出される負傷者(26日午前、相模原市緑区)

殺傷事件のあった障害者施設から運び出される負傷者(26日午前、相模原市緑区)

 施設側は神奈川県警津久井署に「障害者を殺害する意向がある」と通報。同署から連絡を受けた市は2月19日、植松容疑者に精神保健福祉法に基づく強制的な「措置入院」をさせた。この際、同容疑者の尿からは大麻の陽性反応が出たという。

 市精神保健福祉課によると、植松容疑者は措置入院をした2月19日に「そう病」、22日には別の医師から「妄想性障害」などと診断された。その後、医師が「他人を傷つける恐れがなくなった」と判断し、3月2日に退院した。

 植松容疑者は措置入院前の2月14、15日に東京の衆院議長公邸を訪れ、障害者の殺害を示唆する手紙を議長に渡そうとしたことが判明している。

 市精神保健福祉課は「退院の判断をした時点では症状が改善されていたと思っている。ただ重大な結果を招いたので、厚生労働省とも相談して今後の対応を検討する」としている。

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