除染土、公園造成にも再利用 環境省、方針に追加

2017/4/26 21:31
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環境省は26日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染で生じた土の再利用に関する基本方針を改定し、公園を含む緑地の造成にも除染土を使う考えを示した。これまで道路などに限定していた用途に追加した。対象となる公園などの周辺住民の反発が予想され、受け入れ先の選定が難航する可能性がある。

福島県内の除染土は、中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)で保管後、県外で最終処分される計画だが、量が膨大なため、環境省は再利用で処分量を減らしたい考え。

除染土を使ってくぼ地をならし、放射線を遮蔽するために別の土で覆ってその上に木などを植えて、緑地を造成する。作業員らの被曝(ひばく)線量が年間1ミリシーベルト以下になるように、作業期間に応じて除染土の放射性セシウム濃度を1キログラム当たり4千~7千ベクレル以下と決めた。

環境省は昨年6月、濃度が1キログラム当たり5千~8千ベクレル以下の除染土を道路や海岸防災林などの工事に再利用する内容の基本方針を決定していた。〔共同〕

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