豊島産廃、28日撤去完了 香川、発覚から40年
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瀬戸内海の豊島(香川県土庄町)に不法投棄された産業廃棄物の撤去作業が28日完了する。発覚から約40年。対象量は91万トンに膨れ上がり、香川県と住民との公害調停の期限が月末に迫る中「産廃公害の原点」は大きな節目を迎える。ただ白砂が美しく貝の宝庫だった海岸付近は穴だらけになり、地下水の汚染監視や撤去後の利用策など課題は残る。
県の許可を受けた地元業者が島外から車の破砕くずや廃油を持ち込み始めたのは19...
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