ウナギ保護の決議案採択 ワシントン条約会議

2016/9/26 13:07
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【ヨハネスブルク=共同】南アフリカ・ヨハネスブルクで開催中のワシントン条約締約国会議の第1委員会は25日、世界各地に生息するウナギのデータを広範に集め、保護策を検討するとの決議案を採択した。

欧州連合(EU)が提案した決議案は、さまざまな種のウナギの漁獲量や国際取引に関するデータを関係国が持ち寄り、違法取引防止策などを検討すべきだとの内容。

既にヨーロッパウナギは乱獲などにより、輸出入に許可が必要な「付属書2」に掲載されているが、ニホンウナギやアメリカウナギも国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定するなど、減少が著しい。

EUはある種のウナギの取引を規制しても別の種の漁獲量が増える結果となるため、広範な検討が必要だと提案した。

日本は「最大の消費国の一つとして、EUの懸念を共有している」と発言し、米国などと共に支持を表明した。養殖池に入れる稚魚の量の制限など、近隣諸国と地域で協力して管理すべきだと訴えた。

ウナギの取引規制に関する提案は、データ不足などを理由に今回は見送られた。

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