精神指定医89人処分へ 厚労省、資格不正取得巡り

2016/10/26 12:12
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厚生労働省は26日、精神障害がある患者を強制入院させるかどうかを判断する国家資格「精神保健指定医」の不正取得に関与した疑いのある医師89人について、資格取り消しなどの行政処分を医道審議会の専門部会に諮問した。審議結果の答申を受け、同日中に処分を決定する。

厚労省によると、処分の対象は指定医49人と、指導責任を怠った疑いのある指導医40人。

指定医の不正取得を巡っては昨年、聖マリアンナ医科大病院(川崎市)の医師が資格取得に必要な症例リポートを使い回していたことなどが発覚。指導医を含む23人の医師が資格取り消しとなった。

この問題を受け、厚労省は2009年1月~15年7月に資格を申請した3374人が提出した約3万件の症例リポートを調査した。自らが十分に診察や治療に関与していないとみられるリポートが見つかり、98人から事情を聞いた結果、89人が不正取得に関与した疑いがあると判断した。

厚労省によると、対象の89人の中には昨年資格を取り消された聖マリアンナ医科大病院の23人とは別の同病院医師も含まれているという。また89人以外に、現在申請中の5人も不正の疑いがあり、対応を協議した。

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