2019年5月20日(月)

液晶IGZOの商標「無効」、シャープ側敗訴 知財高裁

2015/2/25付
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シャープの液晶ディスプレー「IGZO」の登録商標を無効とした特許庁の審決を不服として、同社が取り消しを求めた訴訟で、知的財産高裁(設楽隆一裁判長)は25日、請求を棄却する判決を言い渡した。

シャープ側は「IGZOの技術で商品を量産、販売しているのは当社だけで、宣伝・販促活動の結果、イメージが定着した。当社の商標と認められることは合理的な理由がある」と主張。IGZOの特許を保有する科学技術振興機構は訴えを棄却するよう求めていた。

シャープは同機構から利用許諾を受け、IGZOの技術を使って液晶ディスプレーなどの商品を製造販売。ブランドとしても利用し、2011年11月に商標登録した。

一方、IGZOはインジウムやガリウムなどからなる物質名で、同機構は13年7月、「商品の原材料を表示するのみの商標の登録は認められない」との商標法の規定を根拠に特許庁に審判を申し立て、同庁が14年3月、商標を無効とする審決を出した。

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