新横綱・稀勢の里の口上、簡潔な言葉で決意

2017/1/25 12:20
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 大関稀勢の里の横綱昇進が25日、伝達された。注目された口上は、多くを語らないこの人らしく、「横綱の名に恥じぬよう精進します」と簡潔だった。

 その理由を聞かれると、「迷ったが、気持ちをそのまま込めた」と説明。これまでの硬い表情を少し緩め「ちょっとかんでしまって……」。息子の晴れ姿を見守った父、萩原貞彦さんは「あまりにもシンプルだったね」と苦笑いした。

 稀勢の里は初場所を14勝1敗で初優勝。2場所連続ではなかったが、23日の横綱審議委員会では昨年の年間最多勝など安定感が高く評価された。貴乃花の引退で2003年初場所を最後に途絶えていた日本出身横綱が14年ぶりに復活する。

 伝達式は午前9時半すぎ、東京都内のホテルで行われた。式後の記者会見では先代師匠の故・鳴戸親方(元横綱隆の里)に向けて、「先代と出会わなければ、今の自分はないと思う」と感謝を口にした。そして、「先代は生前、『横綱になると見える景色が違う』とおっしゃっていた。もっと稽古して、そういうものが見えるように成長したい」と語った。

 2002年春場所の初土俵以来、ケガによる休場がわずか1日。故障知らずの新横綱は、丈夫な体に生んでくれた両親への感謝の気持ちも口にした。母の裕美子さんは「泣けました」。

 春場所からは2000年春場所(曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸)以来の4横綱時代となる。白鵬、日馬富士、鶴竜のほかのモンゴル出身3横綱よりも自分が優れていると思う点を聞かれると、「体重」と答えて会場をわかせた。「自分は前に出る力を磨けと言われ続けて成長した。これからもそれを信じてやるだけ」と、横綱になっても身上の真っ向勝負を貫くことを誓った。

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