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世界のエイズ死者、最低レベル更新 ピーク時から42%減

【パリ=共同】来月1日の世界エイズデーを前に、国連合同エイズ計画(UNAIDS)は24日、2015年版の報告書を発表した。14年のエイズに関連した死者は推計120万人で、ピークだった04年に比べ42%減少。1995年ごろに感染がピークに達して以来、最低レベルを更新した。

啓発活動や抗ウイルス薬の普及が世界的に広まったためで、UNAIDSは「過去15年間でエイズ対策は驚くべき前進を遂げた」と指摘した。

世界のエイズ感染者の総数は14年末時点で推計3690万人。同年の新たな感染者は200万人となり、00年の310万人に比べ約35%減少した。

エイズ治療を必要とする患者のうち、抗ウイルス薬による治療を受けている人は今年6月現在で約1580万人に達し、05年の220万人に比べ7倍以上に増えた。

国連は9月、30年までにエイズの流行を終わらせる目標を設定。それを受け世界保健機関(WHO)は全てのエイズウイルス(HIV)感染者に抗ウイルス薬による治療を行うよう求める新たな勧告を発表した。

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