政府、国際刑事裁に「平和と正義の鐘」寄贈

2017/1/25 11:49
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【ブリュッセル=共同】戦争犯罪や人道に対する罪を犯した個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)に日本政府が「平和と正義の鐘」を贈り、24日に裁判所内で寄贈式が行われた。鐘は毎年8月6日に広島の平和記念式典で鳴らされる「平和の鐘」をモデルに作られた。

斎木尚子・外務省国際法局長は寄贈式で、鐘は国際正義実現を目指し、平和を追求するICCへの「わが国の支持を示す」とし、今後もICCの活動に積極的に協力すると述べた。

鐘は高さ73センチ、口径45センチの銅製。広島の鐘と同様、日本語で「平和」と刻まれているほか、てんびんをオリーブの葉が囲むICCのエンブレムも描かれている。富山県高岡市の老子製作所が製造した。

式には猪俣弘司駐オランダ日本大使やフェルナンデス裁判所長らも出席した。

外務省によると、ICCには124カ国・地域が加盟しており、日本は最大の資金拠出国。ICCがアフリカ諸国の首脳らを裁くケースが多いことに不満を抱くアフリカの3カ国が昨年、脱退手続きを始めたほか、設立条約署名国のロシアが加盟しないと決めるなど厳しい状況が続いている。米国、中国も非加盟。

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