宮城県警、危険ドラッグ店捜索 道交法違反ほう助容疑で初
宮城県警は25日、危険ドラッグを吸って車を運転するのを手助けしたとして、道交法違反(過労運転等)ほう助容疑で、仙台市青葉区のハーブ販売店を家宅捜索した。県警によると、同容疑による危険ドラッグ販売業者への強制捜査は全国で初めて。
家宅捜索容疑は12日、顧客の男性に危険ドラッグを販売し、この男性が同日午後0時45分ごろ、店近くの路上で危険ドラッグを吸引し、乗用車を運転するのを手助けした疑い。
県警によると、男性は直後に、店近くの道路脇の電柱に衝突する物損事故を起こした。任意の事情聴取で、この店で買った危険ドラッグを吸って運転したと話していた。
この店の周辺では、危険ドラッグの影響が疑われる事故や保護が相次いでおり、東北厚生局麻薬取締部も薬事法違反(指定薬物の販売)容疑で捜査している。〔共同〕
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