2018年1月22日(月)

ネパール人難民を初認定 愛知の夫婦、政治迫害訴え

2015/4/25付
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 政治的迫害を理由に日本への難民申請をしていた愛知県豊川市のネパール人夫婦が難民認定されていたことが24日、全国難民弁護団連絡会議への取材で分かった。同会議によると、ネパール人の難民認定申請は近年急増しているが、日本で認められたのは初めてという。認定は3月27日付。

 代理人の笹尾菜穂子弁護士によると、認定されたのはネパール王党派のケー・シー・ディパックさん(35)とその妻。2003年、現地で対立するネパール共産党毛沢東主義派に家を焼かれ、翌年には暴行されて大けがを負ったという。

 07年に観光ビザで来日。10年に難民申請をしていた。翌年「ネパールでは和平合意が成立しており、国が迫害を放置しているとは言えない」として一度退けられたが、異議を申し立て、けがの治療記録などを提出していた。認定理由は開示されていない。

 法務省によると、昨年のネパール人の難民認定申請数は1293人で、国別では最多。就労目的の申請が含まれるとの指摘もあるが、笹尾弁護士は「偽装難民ばかりでないことを示した例。難民かどうか正当に評価されるべきだ」としている。〔共同〕

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