2019年2月22日(金)

白血病検査で不備 最大手、過去に10万件受託

2017/3/24 20:32
保存
共有
印刷
その他

医療機関から検査業務を受託する最大手、エスアールエル(東京・新宿)は24日、白血病の検査で不備が見つかったと発表した。実際より治療効果があったことを示す数値が出て、医師の判断に影響を与えた可能性がある。2002年から同じ方法で10万件以上の検査を受託しており、影響を今後調査する。

同社によると、抗がん剤の一つである「分子標的薬」の治療効果をみる検査の工程などで不備が見つかった。測定に用いる試料の作製で不具合があった。

昨年10月、医療機関から、この医療機関が行った検査結果と大幅に違うとの指摘があり、調査の結果、問題があることが分かった。本来は別の治療法を検討すべきであるにもかかわらず、そうした検討がなされなかったなど、治療に影響を与えた可能性がある。

同社の東俊一社長は記者会見で、「全社を挙げて原因究明と対策に取り組む」と述べた。過去のデータを検証するとともに、検査工程で起きた不備の原因究明を進める。患者への連絡は医療機関と相談しながら対応を今後決める。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報