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仏で150人乗り独旅客機墜落 標高2000メートルに残骸

【パリ=竹内康雄】24日午前、スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう独航空会社ジャーマンウイングスの航空機が、フランス南東部に墜落した。航空機はエアバスの小型機「A320」で、乗客144人、乗務員6人が乗っていた。フランスのオランド大統領は事故を受けてテレビ演説し「生存者はいないようだ」と述べ、全員が死亡したとの見方を示した。

バルス仏首相は「事故原因は不明だ」と記者団に語った。カズヌーブ内相らを現地に派遣し、原因究明を急ぐ考えを示した。エアバスの広報担当者はツイッター上で「調査を始めた」と表明した。ジャーマンウイングスは格安航空会社(LCC)で、航空大手独ルフトハンザの子会社。ジャーマン社は当初乗客を142人としていたが、後に修正した。

墜落した場所はイタリア国境からほど近い仏南東部プロバンス・アルプ・コートダジュール地域のバルスロネット近郊。アルプス山脈に近く、機体の残骸が標高2000メートル付近の山中で見つかった。自動車では近づけない山岳地帯で、調査が長引く可能性がある。

事故機は1991年に就航。24日午前10時39分(日本時間同日午後6時39分)にレーダーから姿を消し、10時47分には遭難信号が発信された。航空機が通常より低い高度で飛行していたとの仏メディアの情報がある。

搭乗者の国籍は現時点では不明だ。オランド氏は多くのドイツ人が乗っていたと明らかにするとともに、フランス人はいないようだと説明した。ロイター通信はスペイン人とみられる乗客が45人いたと報じた。

 ジャーマンウイングス ドイツ・ケルンに本社を置く格安航空会社。1997年にドイツの航空会社ユーロウイングスの一部門として開業し、2002年に独立。09年1月に同国のルフトハンザ航空の完全子会社となった。ドイツ国内のほか欧州など各地に運航している。ルフトハンザのホームページなどによると、エアバスA320を含む約90機の航空機を保有し、将来的に110の路線を運航する計画を立てている。(共同)

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