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京大、iPS細胞の分化 一端解明 初期化の解釈へ道

京都大学の斎藤通紀教授らは24日、ヒトのiPS細胞が様々な細胞へ育つ謎の一端を解明したと発表した。iPS細胞は事故やケガで傷んだ体の機能を取り戻す再生医療への応用が期待されている。移植に適した神経や臓器などを作るのに参考になりそうだ。英科学誌ネイチャー(電子版)に25日、掲載される。

マウスの胚性幹細胞(ES細胞)はあらゆる細胞に育つが、ヒトのiPS細胞やES細胞は精子や卵子など一部の細胞にはならないとされる。

iPS細胞は、いったん育った細胞を生まれたころに時間を巻き戻す「初期化」という現象が働いている。今回の研究は初期化のしくみを解明する手がかりとなる。

研究チームはヒトとカニクイザルで共通する約700の遺伝子に注目した。ヒトのiPS細胞やES細胞は、受精から16~17日たったサルの胚と遺伝子の状態が似ていた。サルの胚はマウスのES細胞よりも少し成長した段階にあたる。マウスとヒトでは細胞が初期化する程度が違うとみられ、詳しいメカニズムがわかれば様々な細胞ができる謎を解く鍵になる。

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