筋弛緩剤3本を紛失 東京・日大病院

2016/11/24 21:57
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日大病院(東京・千代田)は24日、毒薬指定されている麻酔用の筋弛緩(しかん)剤「エスラックス」の50ミリグラム入り瓶3本を手術室の冷蔵庫から紛失したと明らかにした。9人分の致死量に当たるという。病院は事故調査委員会を設置し、医師、看護師から聞き取りをするなど経緯を調べている。

病院によると、19日午後2時ごろ、看護師が手術で使用する患者11人分の筋弛緩剤55本を薬剤師から受け取り、患者ごとに袋に分けて処方箋と一緒に手術室の鍵付きの冷蔵庫に入れた。21日午前9時半ごろ、麻酔科医が取り出そうとすると、1人分の3本が袋ごとなくなっていたという。

他の患者の分を取り出した際に誤ってごみ箱に落ちた可能性もあるが、病院は何者かに盗まれた恐れもあるとして警視庁神田署に相談している。

冷蔵庫の鍵は2本あり、19日午後から21日朝までは手術がないため、当直の看護師のリーダーが1本を持ち、もう1本は金庫に保管していた。

長岡正宏病院長は「ご心配、ご迷惑をお掛けし申し訳ない」と陳謝した。〔共同〕

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