/

界面活性剤「高濃度だと毒性高く死亡も」 専門家

横浜患者殺害

大口病院の事件で遺体から検出された界面活性剤は、合成洗剤など身近な製品や病院で日常的に保管している消毒液にも用いられている。中毒学が専門の内藤裕史筑波大名誉教授は「高い濃度だと毒性も高く、死に至ることもある」と説明する。

界面活性剤とは物質と物質の「境界面」で働く成分の総称。分子構造の中に水になじみやすい親水基と、油になじみやすい親油基を持つ。洗剤などは油分の多い汚れの周りを親油基が取り囲むようにくっつき、布や食器などから引きはがす。

内藤名誉教授によると、汚れを落とす作用に加え、界面活性剤には細菌のタンパク質を腐食して殺す消毒作用もある。高濃度で血管に入るとタンパク質から成る血管や臓器に作用して中毒を起こし、死に至ることもある。

内藤名誉教授は「通常は薄めて使う消毒液が、高濃度の原液のまま体内に入れば、微量でも影響が出る可能性がある」と話した。〔共同〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン