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化粧品広告の85%が基準抵触 効能巡る体験談、JARO調査

「たくさんの感激のお便り」と題し、体験談として「シミが薄く」などと効果・効能を強調――。化粧品の広告でのこうした表示は国の基準で禁じられているが、日本広告審査機構(JARO)などがインターネット広告やウェブサイトを調べた結果、85%が基準に抵触していたことが24日、分かった。

医薬品医療機器法(旧薬事法)の規定に基づき、日本化粧品工業連合会(粧工連)はガイドラインで「効能・効果や安全性についての体験談は認められない」と定めている。

JAROは「スマートフォンの普及でネット通販の利用者は増えており、広告の適正化は急務」と指摘。化粧品の広告主を対象としたセミナーを東京や大阪など5都市で開くなどして適正表示を呼び掛ける。

調査は7~8月、JAROが粧工連と共同で実施。検索サイトで「化粧水」「美容液」など12のキーワードを入力した際に出る広告とリンク先のウェブサイト300件を抽出して調べた結果、85%に当たる255件で基準に抵触する表現が見つかった。

複数の基準に抵触する広告・サイトが目立ち、最も多いのは効能・効果や安全性を保証する表現(216件)だった。

特に「たくさん感激のお便りが届いています!」と題し、「愛用者から『肌がぷりぷりになった』『張りが出た』との声が寄せられています」などと、効能・効果を保証するような複数の体験者の声を紹介したケースが、全体の約60%に当たる179件あった。〔共同〕

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