エゴマに肝がん予防効果 名古屋市大が成分発見 

2015/10/24付
保存
共有
印刷
その他

エゴマに含まれる成分が非アルコール性脂肪肝炎(NASH)や、それに伴う肝細胞のがん化を抑制することを、名古屋市立大の研究グループがラットの実験で発見し、英科学誌電子版に発表した。

NASHの発症や進行は、老化などに伴う肝細胞の酸化が関わっていることが分かっており、研究グループはエゴマの種に多く含まれ、抗酸化作用が強い「ルテオリン」が予防に効くと考えた。

まず遺伝子操作でがんになりやすくした「老化ラット」を作成。NASHを引き起こす餌を3カ月間食べたラットと、この餌にルテオリンを加えたものを同じ期間食べたラットを比較すると、ルテオリンを摂取した方は、NASHの進行が20~30%遅かった。摂取していないものに比べ、がん化の可能性がある細胞が半分程度しかないことも判明した。

名古屋市立大の内木綾助教は「エゴマ油などルテオリンを含む食品を日常的に摂取することが、予防に役立つ可能性がある」と話した。〔共同〕

電子版の記事が今なら2カ月無料

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]