2019年1月24日(木)

JR山田線被災区間、三陸鉄道に移管 岩手県と地元市町村合意

2014/12/24付
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東日本大震災で被災し運休が続くJR山田線の宮古―釜石間(55.4キロ)について、岩手県と沿岸12市町村は24日、第三セクターの三陸鉄道(宮古市)に移管するとしたJR東日本の提案を受け入れることで合意した。県は26日にJRに受け入れを伝える。三鉄は2016年にも同線の一部区間の運行再開を目指す。

山田線の南北を走る三鉄の南北リアス線は今年4月、全線で運行を再開した。県などは震災4年となる来年3月11日より前に山田線の復旧工事の開始を促したい考えだ。沿線では通学が便利になる高校生の家庭などから歓迎する声が強い。

JRは今年1月、震災で線路や駅舎が流失した同区間を復旧させ、沿線自治体に無償譲渡して三鉄に運行を移管する案を示した。赤字路線を引き継ぐことで新たな財政負担を抱えることになる山田町と大槌町は慎重な態度だったが、JRが11月までに地元に支払う負担金を5億円から30億円に引き上げたことで両町も受け入れを決めた。

県とJRは7月に同区間の現地調査を実施。JRは全線の9割強を高規格レールに替え、枕木もコンクリート製にする方針を示していた。車両の無償譲渡や管理施設の整備、人的支援なども行う。

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