2019年2月20日(水)

善玉コレステロール弱いと心筋梗塞の危険大 循環器病センター

2015/12/24 12:30
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特定のタンパク質や脂質と結合した善玉コレステロール(HDL)の働きが弱いと心筋梗塞などのリスクが高まることを、国立循環器病研究センター(大阪府)のチームが難病「家族性高コレステロール血症」の患者の血液を使った実験で解明し、23日付の国際専門誌電子版に発表した。

チームの斯波真理子病態代謝部長は「心筋梗塞など動脈硬化性疾患発症の診断指標や予防法を開発できる可能性がある」と話している。

家族性高コレステロール血症は、「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロール値が生まれつき高く、若くして動脈硬化性疾患のリスクが高まる。

チームは動脈硬化部にたまったコレステロールを取り除くHDLの働きの強弱に着目。家族性高コレステロール血症の患者約220人のHDLを採取し、コレステロールを取り込んだ白血球の一種「マクロファージ」に加え、どれぐらいの量を引き抜けるかを体外で調べた。すると、動脈硬化性疾患のリスクが高かったり既に発症したりした患者では、低リスクの患者に比べ、引き抜き能力が15~20%弱かった。〔共同〕

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