沖縄県教委、安慶田元副知事の口利き認める 教員採用で

2017/1/24 11:12
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沖縄県教育委員会は24日、安慶田光男元副知事が2015年の教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教委に働き掛けたとの疑惑について記者会見し、当時の教育長から「働き掛けがあった」とする証言があったと発表した。平敷昭人教育長は「働き掛けがあったと考えざるを得ないとの結論に至った」と述べた。

安慶田氏は23日、「県政運営に混乱を招いている」と副知事を辞任したが、口利き疑惑については一貫して否定していた。

県教委の発表によると、当時の幹部に電話で聞き取り調査を実施した後の21日、諸見里明・前教育長から「事実を伝えたい」との申し出があり、22日に当時の経緯を記した文書が届いた。県教委が23日に改めて本人と面談し、内容を確認した。

前教育長の証言によると、15年8月に安慶田氏から県庁の副知事室に呼ばれ、受験者3人の受験番号、教科、氏名が書かれたメモを渡され「よろしくお願い」「無理しなくてもいい」と伝えられた。合否への影響は出ていないという。

15年1月には教育庁の幹部人事について安慶田氏から指示があり、依頼のあった人物を異動させなかったところ「激しく恫喝(どうかつ)された」と明かした。

県教委は20日の翁長知事の定例記者会見の場で、当時の関係者5人に聞き取り調査をした結果、安慶田氏が口利きをした「事実はない」と説明していた。

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