2019年8月23日(金)

PKO邦人職員が「殉職」 アフリカ勤務、マラリア感染で

2017/5/24 12:06
保存
共有
印刷
その他

【ナイロビ、ニューヨーク=共同】中央アフリカの国連平和維持活動(PKO)を統括する中央アフリカ多次元統合安定化派遣団(MINUSCA)で文民として勤務していた日本人女性職員がマラリアに感染し、帰国後の昨年6月に死亡していたことが23日、分かった。この職員を含め昨年1年間に殉職したPKO要員117人の追悼式が24日、ニューヨークの国連本部で開かれる。

女性はヒロセ・ミホさん。国連によると、PKOの職務が原因となり日本人女性が死亡したのは初めて。国連は家族の希望でヒロセさんの名前の漢字や年齢、出身地などを明らかにしていない。

ヒロセさんの部下として勤務していた職員によると、ヒロセさんは2015年7月にMINUSCA入りし、中央アフリカ西部ブアルで地域行政官として勤務していたが、昨年6月10日に休暇で日本に帰国していた際にマラリアで死亡した。マリやエリトリア、セネガル、スーダン、アフガニスタン、東ティモールでも勤務経験があったという。

国連によると、これまでPKOに参加して在職死した日本人の犠牲者は計5人でいずれも男性。1989年にナミビアで国連人権担当官だった男性が交通事故に遭い死亡した。93年にはカンボジアで国連ボランティア中田厚仁さんと文民警察官高田晴行さんが殺害された。

98年には国連タジキスタン監視団(UNMOT)政務官だった秋野豊さんがイスラム勢力に殺害された。2010年には国連東ティモール統合支援団(UNMIT)に副特別代表として派遣されていた川上隆久さんが東ティモールの首都ディリの自宅で死亡した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。