2019年1月20日(日)

「母乳で育てた」5割超 生後1・3カ月、厚労省調査

2016/8/24 14:00
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■「母乳で育てた」5割超 母乳のみで赤ちゃんを育てる保護者が生後1カ月と3カ月で、ともに5割を超えたことが24日、厚生労働省が公表した「2015年度乳幼児栄養調査」で分かった。5割を超えたのは、1985年度の調査開始以来初めて。同省は「母乳育児を推奨するガイドを作成するなど、普及啓発に努めたことが寄与したのではないか」としている。

調査は85年度から10年ごとに実施。今回は15年9月、6歳未満の子供(同5月末時点)がいる世帯の3871人から有効回答を得た。そのうち2歳以下の子供を育てる保護者1235人に、授乳期に与えたのは母乳のみか、粉ミルクなどの人工栄養か、母乳との併用かを質問した。

母乳のみで育てた保護者は生後1カ月のときで51.3%。05年度の前回調査の42.4%から8.9ポイント上昇した。生後3カ月でも15年度は54.7%と、前回調査の38.0%を16.7ポイント上回った。

粉ミルクと母乳の併用も含むと、母乳で育てた割合は生後1カ月で96.5%、生後3カ月で89.8%にのぼった。

授乳についての悩みを複数回答で聞いたところ、「母乳が足りているか分からない」(40.7%)が最多。「母乳が不足気味」(20.4%)、「授乳が負担」(20.0%)が続いた。

今回は子供の食物アレルギーについて初めて調べた。食事が原因と考えられるアレルギー症状を起こしたことがあると答えたのは全体の14.8%。うち1割強は医療機関を受診せず、多くが対処法に関し家族に相談したり、インターネットや雑誌で探したりしていた。厚労省は「命に関わるケースもある。医師の指示に基づいて対応してほしい」と呼び掛ける。

経済的なゆとりと食生活の関係も初めて調査。毎日2回以上野菜を食べている割合は、経済的なゆとりが「ある」と回答した家庭では60.5%だったが、「なし」と回答した家庭では46.4%だった。魚についてもゆとりがある家庭が上回る一方、ない家庭ではカップ麺のほか、菓子パンを含む菓子を多く食べている傾向が分かった。

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