英高層住宅、火元は冷蔵庫 刑事責任追及へ捜査

2017/6/24 9:03
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【ロンドン=共同】ロンドン警視庁当局者は23日、ロンドン西部で14日に起きた高層住宅火災について、火元は建物内の冷蔵庫だったと発表した。外壁に使われていた断熱材やタイルも、火災後の耐火性テストで安全ではないとの結果が出たという。警察は過失致死容疑も含めた刑事責任の追及に向け捜査を進める。

火元については出火当初から4階の住民が自宅の冷蔵庫から出火したと話していたとする証言が伝えられていた。

警察によると、火元となった同型の冷蔵庫は不具合などによるリコール(無料の回収・修理)の対象になっていなかった。政府は出火原因の解明に向けて冷蔵庫の技術的な調査を命じた。

火災住宅に残った外壁の断熱材を使いテストしたところ、すぐに火が付いたという。警察はこの外壁材が使われた昨年の改装に関わった業者などに説明を求めている。

現時点で死者・行方不明者は79人。警察は、処罰を恐れる不法移民が被害の申告をしていない可能性も懸念、出火当時に何人が建物にいたのか、最終的に分からない可能性もあるとしている。

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