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豚の盗難相次ぎ50頭 千葉、感染症で卸値高騰

全国有数の豚の産地、千葉県で、6月下旬以降、養豚場から出荷を控えた豚が盗まれる被害が相次いでいる。県は、豚流行性下痢(PED)の感染が全国で拡大した影響で、豚肉の市場価格が高騰していることが背景にあるとみて警戒を呼びかけているが、生産者側は対応に苦慮している。

県警によると、被害に遭った養豚場は、県北東部の東庄町と旭市の計3カ所。6月22日~7月14日のいずれも夜間、出荷直前の体重120キロ前後の豚を中心に約50頭が盗まれた。一部の養豚場にはトラックが進入した形跡があり、同一グループの犯行の可能性もあるとみて調べている。

農林水産省などによると、PED拡大や昨年夏の猛暑による受胎率の低下で、6月の豚肉の卸売価格は、前年同時期の1.3倍以上になった。

県はこうした状況が相次ぐ盗難につながっているとみて、豚舎の施錠の徹底などを求めているが、周辺の生産者からは「施錠しても壊されてしまう」「養豚場が自宅から離れており、頻繁に見回るのは難しい」との声も聞こえる。

農水省が今月公表した統計によると、千葉県では約68万頭の豚が飼育され、鹿児島、宮崎両県に次いで全国3位。千葉県内では3月にPEDの感染が確認されて以降、約4万頭が死んだ。〔共同〕

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