2019年2月20日(水)

奈良・小山田遺跡、大規模埋め立て墳丘の痕跡発見

2016/3/23 20:49
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7世紀半ばの最大級の方墳跡とみられる奈良県明日香村の小山田遺跡を調査中の同県立橿原考古学研究所は23日、谷を大掛かりに埋め立てて墳丘の土台を築いた痕跡を見つけたと発表した。「権力者にふさわしい規模の墓域を確保しようとしたのだろう」とみている。

墳丘の西縁と推定される場所を発掘し、厚さ3メートル以上の造成土の層を発見。層の上面で、墳丘表面から崩れ落ちたとみられる10~30センチ大の石が複数見つかった。

調査地点の約10メートル東では昨年、堀の跡とみられる大規模な石敷き遺構が長さ約50メートルにわたって見つかった。同研究所は「一辺50メートルを超す未知の巨大方墳で、天智天皇(中大兄皇子)の父、舒明(じょめい)天皇が最初に葬られた墓ではないか」と推察。研究者からは蘇我蝦夷の墓などの意見も出ている。

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