預託金流用の公益財団法人、破産手続きに移行

2016/3/23 21:15
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高齢者らからの預託金流用が発覚していた公益財団法人「日本ライフ協会」(東京都港区)が、大阪地裁に申請した民事再生を断念し、破産手続きに移行することが23日、分かった。東京商工リサーチによると、負債総額は約12億円。事業は今月末で終了する。

事業譲渡を予定していた福岡市の一般社団法人「えにしの会」が「資金調達が困難になった」としてスポンサーを辞退したという。

2月に開かれた債権者向けの説明会で、保全管理人の弁護士は破産に伴う債権者への配当に費やせる資産を約4億5千万円と説明。破産した場合に返還できる預託金は4割程度になるとの見通しを明らかにしていた。

協会は15都道府県に事務所があり、契約者は約2600人。高齢者や障害者がアパートに入居する際の身元保証や、死亡時の葬儀などを支援する事業を実施していた。内閣府は今月、公益財団法人の認定を取り消した。〔共同〕

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