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C型肝炎治療薬の偽造品、個人から購入か 卸売9社が関与

C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が奈良県内の薬局チェーンで見つかった問題で、厚生労働省は23日、「東京都内の卸売3社が個人から偽造品を購入した可能性が高い」と発表した。仕入れ先とみられる3社から東京都や大阪府の卸売6社を経て偽造品が流通していた。計9社のうち2社から計9ボトルの偽造品が新たに発見されたという。

同省によると、最初に5つの偽造品が見つかった奈良県の薬局チェーンは関西メディコ(奈良県平群町)。系列の3薬局から偽造品は計5ボトル見つかっており、発見された偽造品は合計で14ボトルになった。

東京都内の3社に都が調査したところ、仕入れ先が空欄であるなど不適切な購入をしていた。聞き取り調査の結果も踏まえ、都などはこの3社は偽造品を個人から購入したとみているという。

3社から仕入れた計6社は通常、治療薬は箱詰めになっているが、ボトルの状態のまま流通させていたという。同省はこうした卸売業者から他の薬局にも偽造品が流通している可能性があるとして、注意喚起している。

同省によると、偽造品は医薬品の注意事項を記載した添付文書なしで取引されていた。医薬品医療機器法(旧薬事法)違反に該当するという。東京都などは全容が解明されしだい行政処分する方針。

C型肝炎の治療薬として効果が高いとされるハーボニー配合錠はギリアド・サイエンシズ(東京・千代田)が2015年9月から販売。1錠が約5万5千円の高額薬でボトルでは約153万円。16年12月までに約7万6千人の患者が利用した。

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