新潟県中越地震から11年 4000のともしび 犠牲者弔う

2015/10/24付
保存
共有
印刷
その他

68人が亡くなった新潟県中越地震から11年となった23日、被災した県内各地で追悼行事が開かれ、地震発生時刻の午後5時56分には黙とうがささげられた。

小学生3人が犠牲となった小千谷市塩谷地区の慰霊碑には多くの花が手向けられた。3人と仲が良かった星野愛さん(23)は「あの日が来ていなかったら、3人はどうしているのかな」と涙を流した。

壊滅的な被害を受け、一時全村避難を強いられた山古志村(現長岡市)でも「復興の集い」が開かれ、約4千本のろうそくが並べられた。高校3年の長島沙保さん(18)は「地元に残り、震災の体験を未来に伝えていきたい」と語った。

長岡市の市役所に併設された複合施設「アオーレ長岡」には献花台が設置された。同市は今月、水没した山古志の木籠集落の家屋を「遺構」として保存するための調査を始めた。

地震発生の約92時間後に当時2歳だった皆川優太君(13)が救出された長岡市妙見町の現場近くに整備されたメモリアルパークには、泉田裕彦知事が献花に訪れ、「地震を知らない子供たちも増えた。語り継いでいく仕組みづくりが今後の課題だ」と述べた。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]