サミット警備、全国で7万人 「ソフトターゲット」対策
警察庁は主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の期間中、不特定多数の人が集まる主要駅や集客施設など約3500カ所の「ソフトターゲット」の警備のため、最大約7万人の警察官を投入する。23日にJR東京駅の警備状況を視察した同庁の金高雅仁長官が明らかにした。
日本で開催するサミットでのソフトターゲットの警備態勢としては、過去最大になるとみられる。主な対象施設は東京ディズニーリゾート(千葉県浦安市)や日本一の高層ビル「あべのハルカス」(大阪市)など。サミット会場近くの三重・愛知の両県で警備する約2万3千人の一部もソフトターゲット警備に当たる。