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東京都労委、引越社関東に救済命令 不当な配置転換で

東京都労働委員会は23日、「アリさんマークの引越社」で知られる引越社関東(東京)が、労働組合に加入した男性社員(36)を営業職から単純作業のシュレッダー係に配置転換したのは、組合員であることを理由とした不利益な取り扱いで、不当労働行為と認める救済命令を出した。

また都労委は、男性をいったん懲戒解雇した際に、顔写真付きで「罪状」と書いた文書を各支店に張り出したり社内報に掲載したりしたことも不当労働行為と認定。グループ会社で組合員に対し脱退を促していたことも違法な支配介入に当たると判断した。

都労委は「会社は男性の遅刻が理由としているが信じ難い。真の狙いは組合の組織拡大を抑止することにあった」と指摘した。引越社関東は「内容を把握しておらず、現時点でコメントできない」としている。

男性が加入する労組「プレカリアートユニオン」(東京)は23日、東京都内で記者会見を開き、同席した男性は「今までやってきたことが報われた。会社に対する意思表示になる」と話した。

男性は営業車で事故を起こし同社から弁償を求められたことから労組に加入。2015年3月、団体交渉を申し入れたところ、書類をシュレッダーに掛ける部署に異動になった。

同7月、男性は配置転換の無効を求め東京地裁に提訴。会社は同8月、懲戒解雇にしたが、会社はその後、解雇を取り消した。訴訟で両者は和解、男性は今年6月、営業職に復帰した。〔共同〕

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