2019年1月22日(火)

死刑囚面会で職員同席は違法 東京地裁判決

2016/2/23 22:08
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1994年に大阪、愛知、岐阜3府県で起きた連続リンチ殺人事件で死刑が確定した小林正人死刑囚(40)と弁護士2人が、職員の立ち会わない面会を拘置所が拒んだのは違法として国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は23日、「秘密で面会する利益を侵害した」として計約53万円の支払いを命じた。

判決によると、小林死刑囚と弁護士は2011年9月~14年6月、名古屋、東京両拘置所で、再審請求や民事訴訟の打ち合わせの際に職員が立ち会わないよう求めたが、認められなかった。

谷口豊裁判長は、弁護士との「秘密面会」を拒否できるのは、死刑囚が拘置所の秩序を乱したり動揺したりする恐れがある場合に限られると指摘したうえで「その恐れはなく、裁量の範囲を逸脱している」と述べた。

法務省矯正局は「判決の内容を精査して適切に対応したい」とコメントした。〔共同〕

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